2015
03.12

【お知らせ】『青雨記』完売

Category: 壜のなかみ
わたしの第二歌集『青雨記』が完売したと、
版元のいりの舎さんより先日ご連絡いただきました。
わたしの手元にも在庫はなく、またこれ以後再版する予定もありません。

ご購読くださった皆様には深く御礼申し上げます。
いつか第三歌集が出せるよう、日々研鑽していきたく思っています。
ありがとうございました。
2015
03.11

報告せずにいられない人たち

Category: 壜のなかみ
震災から4年、今日は各メディアも各SNS上も震災関連のものが溢れた。
それぞれがそれぞれの11日当日の思いがあり、
その思いをいたしているのはとてもよく分かったのだけれど、
「黙祷しました」「お祈りしました」「募金しました」って
なぜ自分のフォロワーに向かって行為を報告したり気持ちを表明しなくてはいけないのだろう。
もちろん気持ちはとてもありがたかったけれど。
震災に関して、何らかのかたちでコミットしていることを表さなければならないような
強迫的な雰囲気を感じて、いたたまれない思いがした。

昨年は、「今日誕生日の人がいるんですよ!?」といって、そういう雰囲気を牽制する呟きがあった。
これは清々しかったなあ。本音はここじゃないかと思う。
もっと自由でいい。物理的にも精神的にも関係ない人は黙祷なんてしなくいいと思う。
そしてSNSで「報告」もしなくていいのだ。
目をつぶって「もう一分経ったかな・・」などと考えてるほうがいやだなあと思う。
風化が進んでいるとメディアがさかんに騒いでいたけど、
人間、だんだん忘れるのが自然な流れなのではないか。

被災したわたし自身、じゃあ広島の土砂災害とか、
伊豆大島の土石流被害をずっと覚えているだろうか。
いや、忘れている。自分の被災生活を抜きにしても、おそらく薄らいでいく。
むしろ列島全体で、一丸となって、という全体主義的なムードに危惧を感じる。

なんということを言うのか、あなた方を応援しているのですよという方もおられるだろう。
いや、それを表明しなくていいのです。
支援してくださる方はずっとあの日から黙って日常を寄り添ってくれている。
それは言葉ではない。行為ではない。
被災の生活はこの日ばかりではない。これからもずっと続くのです。
テレビで特集やらなくてもいい。

人質事件のときも感じましたが、
震災以降、欲しがりません勝つまではのような、
そういう時代になっているな、と思ったことでした。
そして各人が何かしら報告・表明しなければという
雰囲気に気味の悪さを感じた日でした。









2014
06.16

第42回郡山合同歌会

Category: 壜のなかみ
昨日は郡山市で行われた、
第42回郡山合同短歌大会の講師をやりました。
わたしはなんとこの合同歌会の初回の年に生まれていて、
同い年なのです。驚きです。

郡山市近郊では、小さな地区ごとに
小規模の歌会がつくられていて、
超結社で勉強会が行われている。

でもここ数年は急速に高齢化が進み、
13あった短歌会は9まで数を減らしたそうだ。
非常に切実な問題です。

短歌大会自体はつつがなく終了して、
参加者の方々や実行委員会の方々との
楽しいひととき。そしてとても勉強になりました。
とても充実の1日となりました。

みなさま本当にありがとうございました。
2014
03.27

案内する人を紹介してほしい

Category: 壜のなかみ
掲題のように言ってきた人があって困りました。

被災地を見たいので、案内する人を紹介して欲しいというのです。



被災地を見ていただくことは現状を知っていただく上で、

とても大切なことだと感じています。

ご自分の目で見て、いろいろ感じていただけたらなあといつも思っています。


でも、個人的に全く面識が全くないのに、

夜半に突然、電話してきて、案内人が欲しいから紹介してくれ、

というのは無茶ぶり過ぎると思うのですが・・。



現地の者は現地で日常として生活しているだけで、

ツアーに含まれているオプションとしての「第一村人」ではない。

「痛ましく生活している被災地のパンダ」じゃないのです。


ですので、ご紹介や斡旋はしていません。

まして案内する人を個人的に紹介することもできません。

できないからといって、憮然とされるのも納得がいきません。



自分にとっては

とてもかなしい出来事でした。




このことをここに記して

お知らせしておきたいと思います。







2014
03.11

震災から3年

Category: 壜のなかみ
掲題のように書きましたが、

この呼称ってメディアが報じている数え方で、

自分たちには馴染めないなぁとかなり思っています。

ずっと汚染の影響は続いており、何年、と区切ることはできないです。

昨日も今日も重苦しく不安で、明日も不安は続きます。

ですので、社会的通念のひとつとしての「震災から3年」ということで

理解しています。




これまでご支援くださった方たちに深く御礼を申し上げます。




短歌では、

東京・日本近代文学館と

いわき市・草野心平記念文学館に

震災関連の拙作を掲示していただいています。

お声を掛けてくださった皆様に御礼を申し上げます。





放射線のこと、生活のこと、

心配は尽きませんが

健康第一でがんばりたいと思います。





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