2012
09.01

広島へ

Category: 壜のなかみ
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東北在住の私は関西方面にはめったに足をのばせないため、
思い切って広島に行ってきました。

広島へ行ったのは、潮音の全国大会で
広島出身の被爆体験のある同人の方にお会いしたことからでした。
五歳の時に被爆されたというその方は
幼かったにもかかわらず、当日の様子はくっきり覚えているそうです。

爆風によって窓ガラスが粉々に割れて
破片が突き刺さったこと、
白血球の減少に常に脅かされながら
今日までを低調な体調の中で過ごしてきたこと、
当時は二次被爆・内部被曝のことなど何も知らされなかったこと、
出身の差別があつたことなど、
隣り合った席で福島の私に心を寄せながら
お話くださったのでした。


福島でさかんにいま言われているのは
低線量被曝のことです。被爆・被曝の違いはあっても
被爆地広島に行つたらなにか感じることがあるのではないかということでした。

しかし、甘かった。
原爆ドームも資料館もむごかった。
広島の人たちが受けた苦しみは私たち「フクシマ」の比ではないように感じました。
それは原発事故がいくら人災だからといっても、
原爆のような戦争による故意のものではないということでした。
被爆の放射線による急性障害の症状はすさまじく、
生き残れた方たちも急にそれによって亡くなられた。


私たちはとりあえず、そうした激烈な障害を防げた。
そして内部被曝については、食物摂取に関しては防げる状態にある。
情報も、当時の広島と比べたら、(現在も情報が遅い・少ない・といろいろありますが)
とても改善されている状態にある。

だから大丈夫、騒ぎすぎ、とはいいません。
それは絶対にいいませんが。


体調管理をしっかりして、この命を大切に生きていこうと思ったことでした。




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