2013
11.30

『つばさ』12月号に。

つばさ短歌会を主宰する喜多昭夫さんの歌誌『つばさ』の12月号に、
被災地からの現状に関しての文章レポを掲載いたただいています。

地元民と避難したきた人たちの軋轢、
瓦礫処理、そして次世代エネルギーへの商機を見出そうとする人々の動き。

再生はそれ自体、前を向いてゆく輝かしい存在だとは思いますが、
それに伴うかのように、濃い影の部分も出てくるのだな
ということが非常に近頃感じていることです。

それらを書かせて頂ける「場」(自分の誌以外で)もまた、
わたしにとってかけがえのない、貴重なものです。
深く感謝しつつ、さまざまにこれからも考えていきたいと思います。

今号の『つばさ』も非常に特集が充実しており、
「ガールズ・ポエトリーの現在」では、
詩・俳句・短歌の、短詩型に携わる若い女性作家たちと
彼女ら作家論が構成されていて、
詩型を越境した視点から「現在」を読み解くという意欲的な内容です。

もう一つは歌人・黒崎恵未さんの特集。
黒崎さんはつばさ短歌会同人で、
わたしは歌葉新人賞の選考で非常に際だった存在感を示した歌人、
という印象が強い方です。
黒崎さんの誌上歌集が特集冒頭にあって、彼女の世界観を概観できます。

今は育児期間ということですが、
この期間がまた、黒崎さんの世界観にさらなる豊かさを
もたらすのではないかと感じています。


『つばさ』誌、冬の訪れとともに必読です☆