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2018
01.23

1月に思うこと・新人賞の季節

Category: 思フコト
また今年度の新人賞が出そろう季節になった。

総合誌それぞれに新人賞が設定され、また第一歌集対象にも新人賞があり、
それぞれ毎年「新人」が送りだされているのだけれど、
いったい、「新人」とは何だろうと思うことがある。

新人というと、年齢的若年のイメージがあるが、
応募作品には年齢的には若い、とは言えない方々もおられる。
だとすれば、歌歴的に新人ということか。
一方で、歌歴の非常に長い歌人が新人賞になったことがあった。
だとすれば、歌歴も不問ということになる。

いったい、新人とは何か。

新規な方法で描いている人なのだろうか。
審査に当たった人たちとの作品の出会いがそのすべてを決定するし、
いつも歌壇は新規な、革命的な人を求めてやまない。
だけれど、それは歌人たちが持つ共同幻想に過ぎないのではないかと思う。
新規なものは、いつか古びる。そして飽く。

いつも書くことだけれど、新人賞がすべてではない。
自らの歌を見つける道、日常的な歌との日々が
歌の軌跡になってゆく.なのではないか、いつもそう思っている。



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