2017
07.18

7月に思うこと・場の要素

Category: 思フコト
ここ何回か、自分の所属以外の歌会、勉強会に参加する機会があった。
といっても、私の短歌の周囲は、私よりずっと高齢の人たちに限られ、
若年層と触れ合うことのほうが少ない。

ある歌会では、10人前後の人たちが
事前に提出した詠草をもちよって、
添削あり、よい歌の選あり、実に楽しく、いきいきと参加していた。
この会には指導者的立場の人があり、
参加者の様子や運営全般にもさりげなく目を配っている。
そんな心遣いからか、非常に雰囲気がよい。
理想的な形式だと感じた。


歌会はさまざまで、参加者が持ち込むささまざまな要素が歌会という場を方向づけていく。
がっちりやりたい人、上から目線の人、友達作りも同時にしたい人、
読みを聞きたい人、発言は苦手、などなど、
人の数だけ歌会のかたちがあり、かたちはかたちを作っていく。

私が見たのは奇跡的な均衡のとれた歌会であつたのかもしれない。
それは世をこなれた年齢の人々ゆえ、ということもあったかもしれない。
私はこの年になってはじめて、理想的な歌会を見た気がしたが、
これまでも自分に合う歌会に出会う、ということは案外に難しく、
とてもよい雰囲気の歌会に出会ったとしても
そのうち子育てや介護などのライフイベントが重なって、出かけること自体できなくなった。

歌会に行くことができること、それはなんとすばらしいことだろう。
自分の求める歌会に出会えるまで
ドクターショッピングならぬ「歌会ショッピング」をしてみたらよいのかもしれない。




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