2011
01.17

福島泰樹「短歌絶叫」コンサートとワークショップ福島短歌塾

Category: 歌の会
新年となってはじめての更新となります。
みなさまにとって良い年となりますようにお祈りいたしております。
本年もどうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。


さる1月15日、いわき市グランパークホテルエクセルいわきにて
創作現場「縄文魂」・第58回『風の祭り』が開催されました。

今回のゲストは福島泰樹さん
同じく、福島泰樹さんのもとで、
昨夏より短歌ワークショップが企画され、
高校生4人を含む(そして私も含む)11人が、同じこの日に自作の短歌を朗読しました。

短歌塾・もち 047

わたしは福島泰樹さんにお会いしたのははじめてでした。
絶叫していないときの福島泰樹さんは、
とってもシャイな感じで、
同時に真っ直ぐに目を見てお話しする、
熱いものもまた感じさせる方でした。

あと、故河野裕子さんのお歌

名古屋駅に鳥打帽ひとり坐りゐし福島泰樹つぐみに似たる
                        『体力』


を思い出しました。つぐみ! ほんとにそうだなぁって。




今回は吉祥寺でおなじみとなった、福島泰樹さんの『短歌絶叫』コンサートが
いわきでも鑑賞できる得がたい機会でした。
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黒いシャツに白いサスペンダー。
夭死した人たちの作品を次々と絶叫していきます。

岸上大作『僕のためのノート』
寺山修司『田園に死す』・・・

あたかも、福島さんは彼らの霊を乗り移らせ、
口を貸して語らせるシャーマンのようだとも感じました。

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ワークショップでは、短歌を以前からやっているのはわたしだけで、
俳人の五十嵐進さんのほか、あとは短歌は初心者の方でした。

写真アップする承諾をいただくのを忘れてしまい、
参加者のみなさまのお写真は出せませんが、

とかくスキルとか語句の使い方とか、歌の体裁なんかを気にしてしまう、わたしにとっては、
素直で直球な歌にずいぶんと打ちのめされました。


また、短歌を「朗読」、声に出して読むことについても
いろいろと考えることができました。

わたしは文語で歌を作るのですが、
耳に響く語句と、表記上の語句とは
大きなへただりを感じました。

例えば「きざはし」とか「きりぎし」とか
わたしはよく使うのですが、
果たしてこれらを音声で聴いたときに、「階段」とか「切り岸(断崖)」と
すぐに理解できるでしょうか・・。

聞き手側の構成素にも依るのかもしれませんが、
より多くの聴衆に届くためには
やはり口語など、わたしたちの日常語を使用した方が良いかもしれないと。

もちろん、文語の響きを意識して楽しむということもまた楽しいものと思いますが・・。
もう少しいろいろ考えて、文章にまとめられたらと思っています。



とっても刺激的な、そしてとてもうれしいひとときとなりました。
見に来て下さったみなさまにも厚く御礼申し上げます





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