2017
12.18

12月に思うこと・職業詠ということ

Category: 思フコト
首都圏(あるいは都市、といったほうがいいのか)
から遠く離れて暮らしていると、
都市特有の短歌の伝播のしかたがあるように思う。

それはイベントの開催である。
たとえば、それぞれの自分自身の環境で、散り散りに活動している歌人たちが、
同人誌を編む、あるいはそれぞれの歌集を編む。

その頒布や理解を深めるために、人を集めて読む会を開く。
批評会、コミケ、その他にしてもいずれ人が集まる。
パネラー(あるいは演者)を立て、話し、休憩をいれて、一般参加者も参加する。

都市ではこの形式によって大学などの文化的環境(学会ではない)や
音楽系のストア、書店でも催されているのに驚く。
多くは上記のような「定型」があって、粛々と会は進む。

地方ではそんなイベントはあまり見かけない。
あるのは大型商業店でのちびっこ向けイベントか
地元の学校の学園祭くらいなものだ。
それを思うにつけても、こうしたイベントは、
都市が持つ固有の文化の在り方だとも思う。

「定型」があることにも是非はあって、
なかにはそれぞれがてんでに発言し、
何らの進展もないものもあって、いったいこの「会」には
どんな形が理想の着地だったのか、考えてしまうことがある。

また来年も様々なイベントが開かれることだろう。
歌会に参加することについて、
大きく意見が交わされた年であったけれども、
イベントの在り方、自身の参加のしかたも
考えてみることも必要なのかもしれないと考える。












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