2011
02.14

いわきぼうけん映画祭

Category: 壜のなかみ
わたしが住むいわき市では、2月11日、12日の両日、
「いわきぼうけん映画祭」が行われました。

このぼうけん映画祭、いわき市民が持ち込んだ一枚の企画書が発端となり、
2年の歳月をかけて準備された手作りの映画祭です。

「いわきアリオス」という公立の文化施設で行われるということで
市をあげてのイベントとしてのスタンスが読み取れます。


アリオスの壁面には詩人・谷川俊太郎さんの組詩が。
「ハコのうた」「いまここ」「舞台に 舞台から」「場」の4編があります。

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アリオス内には、映画ファン垂涎の、
映画公開当時のポスターも飾られて、会場をもりあげます。
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シャルロット・ゲンズブール・・・いいですね。


招待作品のほか、一般公募作品も公開されました。


出色なのが、この日のために
映像作家・岩井成昭氏を講師に招いての映像制作ワークショップが
3ヶ月にわたって行われ、その成果が発表されたことです。


歌人の三原由起子さんも監督の1人として「3・5・8」という作品を出品しました。

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岩井氏は、このワークショップ開講にあたり、
「ターニング・ヴィジョンズ」という視座を設定しました。



直訳すると、映像の転換なのでしょうか。
日常の光景を改めて見直すことで、異景を掴みだすこと。



このテーマは短歌にも通じるのではないかととても感じました。


三原さんの「3・5・8」で言えば、
「三五八」というのは、こちらの地方にはおなじみの、
糀をつかった漬け物の「もと」なのですが、
掘り下げることでまったく日常的ではない事象として捉えられ
そこから逆にいわきの風土を考察するという、凝った構成です。


一コマずつ撮影したお皿のきゅうりの漬け物が減っていくシーン。
編集でつなげて「平らげる」様子の表現や
実際に行ったライブシーンを活用してリアリティを獲得することなど
映像という表現方法に唸りっぱなしのひとときでした。



充実の2日間。参加されたみなさま・スタッフの方々の
熱い魂を感じた2日間でした。おつかれさまでした






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